大学S32年卒工学部第一部電気工学科クラス会
学園創立100周年と時を同じくして、我々のクラス会も大きな節目の50周年を迎えた。この記念すべき年を盛大なものとすべく意気込んでいた。
12月1日、学園主催のホームカミングに便乗する形で、ホテルグランドパレス「芙蓉の間」で、17:30~19:30の予定で、開催を呼びかけた。
例年にない多くの参加希望の回答があり、幹事役としては大いに意を強くした。
当日は1人のキャンセルもなく、ホームカミング終了の定刻までに全員が集合してくれた。
物故者への黙祷ののち開会し、この秋の叙勲で仲間の一人(刈田威彦君)が瑞宝中綬章の栄誉を受けたことを祝し、同君に花束を贈ると共に全員で喜びを分かち合った。
その後、それぞれが互いに胸の大きな名札と顔を見比べながらの歓談が進み、50年間の長い時間を行きつ、戻りつして会話が会場のあちこちで弾んでいた。
いまなお現役の者、趣味に励む者、ボランティア活動に熱心に取り組む者等、それぞれが人生を大いに楽しんでいる姿を間近にして、元気づけられた。
予定の2時間があっと思う間に過ぎ去り、誰もがまだ話し足りないような顔、名残り惜しむような顔を並べていたが、次回での再会を約しながら閉会とした。
(清水 記)