福島県支部総会開催報告
平成20年11月2日（日）、郡山市磐梯熱海町の浅香荘において、福島県支部第6回総会を開催しました。
総会は井上支部長のあいさつに続き、校友会等から来賓としてご出席いただきました石塚昌昭校友会理事長、稲毛通男校友会常務理事・事務局長、橘敏彦大学同窓会副会長並びに浅見光男創立100周年記念事業推進本部次長より、学園の現況と将来に向けての新たな取り組み、創立100周年記念事業への諸協力に対するお礼、校友会設立100周年事業計画の活動等について、それぞれの立場からのあいさつをいただきました。
続いて議事に入り、支部活動報告、会計並びに監査報告、会則の一部改正、役員改選、次回の開催地等について順次審議し、原案どおりに承認されました。その他のところでの質疑応答では、学園の将来に向けた青写真に対し活発で建設的な意見の交換がなされました。何れに意見も母校に対する熱い思いを感じることができる内容であり、学園の将来に向けての展望について理解を深めることができました。
引き続いて、講師に本学工学部第一部電子工学科を卒業し現在、株式会社東京証券取引所常務取締役（ＣＩＯ）をなされております鈴木義伯氏をお迎えし、「世の中のＩＴ活用状況について（東京証券取引所とＩＴ）」という演題で講演をいただきました。東京証券取引所の役割、置かれている環境、取扱量の急激な増大に対応するためのシステム基盤の強化と能力増強を含めた経営と情報技術の重要性、次世代のシステム等について、分かり易く話していただきました。講演会終了後に出席者からは多くに人に聞いていただきたい内容であったという感想が事務局に寄せられた程、好評でありました。
その後、懇親会に移り、和やかな雰囲気の中で時が経つのも忘れて楽しく語らい、互いに同窓の絆を深めました。
最後に当支部にとって喜ばしい出来事がありましたので紹介します。それは総会翌日の朝刊に、井上精三支部長が「3工業高校長を歴任」という見出しの下、長年にわたって工業教育の発展に尽力された功績が認められて「瑞宝小綬賞」を受けることが報道されたのです。朝食の席上、そのニュースが事務局より会員に伝えられるやいなや全員が喜びに沸きました。本当に名誉なことです。
（福島県支部事務局長 田仲 記）
