「神奈川フォーラム2009」開催報告 東管神奈川電機会
私達東管神奈川電機会は、(社)東京電機大学校友会会員で、(社)東京電気管理技術者協会神奈川支部に所属する会員で組織する、職域電機会の一つであります。
今年も、春の定例行事であります「技術研修会」を開催しましたので、その報告をさせていただきます。
この研修会は、昭和59年度に第1回目を開催して以来、毎年実施しており、今回は25回目を数えました。第1回目は、参加者20名程度でしたが、15回目頃から70から90名の参加者を得るようになりました。今回は日程が小学校の入学式と重なったためか63名の参加者にとどまりましたが、着実に成長を遂げています。
今回は、去る4月6日(月曜日)、「神奈川フォーラム2009」と銘打った「技術研修会」をかながわ県民センター大ホールで開催しました。
私達は、自家用電気工作物の電気保安管理(電気主任技術者業務)を事業とする技術者集団ですので、個々の修得技術、体験技術を吸収し合い展開することが大変重要ですので、毎回、会員の技術の向上を目指して、会員の身近なテーマを選び開催しています。
今回は、一つには平瀬四郎会員が現役時代に長年に渡り体験した「中東における活動報告」を、そして一つには、昨年「多発した雷害」をテーマに選び開催したところ、大変な反響を得て多数の参加者を集めることができました。東管神奈川電機会会員33名のほか、(社)東京電気管理技術者協会会員も30名の方々に参加をいただきました。参加者からは、「身近な問題を捉えた大変有意義な研修会なのでこれからも続けてほしい、期待しています」と言う声が寄せられています。
技術研修会テーマ
1. 体験発表
・「中東の生活・石油・電力事情」原油生産現場で経験したこと
2. 体験事故報告
・「雷雨中の一次側短絡事故」
3. メーカー技術発表
・「雷害発生のメカニズムとその対策」
今後の行事として、「第34回定期総会」「秋の研修見学旅行会」を計画しています。
今後も、東管神奈川電機会は、校友会の職域電機会として活発に活動していきますので、ご協力下さいますよう、お願い申し上げます。
(山岸 記)