山形支部総会開催

 平成20年5月31日(土)、山形市の中心街に位置する山形七日町「ワシントンホテル」において4年ぶりに山形支部総会が開催された。

 当日は大学本部より護田一郎校友会副理事長,高久廣毅校友会常務理事、村田耕治大学同窓会会長の3名の方々をお迎えし、支部会員20名の出席のもと開催された。

 はじめに当支部の山口康夫支部長(S38E卒)より、ここ数年にわたる支部の動向、とりわけ学園創立100周年記念事業募金活動の取り組みの状況について詳細な報告がなされた。

 当支部は、当初83口の目標に対して128%の大台に達したことに対し、会員各位に労いと感謝、今後とも母校に寄せる熱い思いを心とし支部活動に邁進していきたいとの力強い挨拶がなされた。続いて、護田校友会副理事長、高久校友会常務理事、村田大学同窓会会長から祝辞と学園の近況と創立100周年記念事業の中核となる神田キャンパスの再整備計画、そして創立100周年記念事業募金活動の3年間延長について説明があった。

 その後議事に入り、支部活動報告、日本武道館における記念式典並びに帝国ホテルでの祝賀会の様子、支部決算報告・役員改選・今後の活動方針・支部予算・「学園創立100周年記念事業募金活動へのさらなる協力」を今後の活動の基軸とすることを誓い満場一致で承認された。

 引き続き、「地球温暖化と省エネルギー」についてと題する「講演会」が行われた。講師は当会員である安西和夫氏(S46C卒)。同氏はNEC山形をリタイヤし、その後①環境カンセラー②環境計量士③山形県環境アドバイザー④省エネルギー普及指導員⑤エネルギー管理者⑥第1種電気主任技術者等の多彩な資格を有し活躍している。地球温暖化の現状と対策、そして省エネルギーの在り方等多くの映像を駆使し女性・子供でも理解できるよう工夫された大変わかりやすい講演で、会員以外の人達にも聞いてもらいたいほど素晴らしい内容であった。さらに講演の後、同氏の趣味である電気エネルギーを全く必要としない録音機、即ち、昭和初期の手回し蓄音機の披露があり、特に、本県天童市出身の佐藤千夜子、そしてフランク永井のレコードなど珍しい音盤の披露があり、郷愁と予想を超える音色に聞き入り大好評であった。当時の技術談義にしばし花が咲き大変盛り上った講演会となった。

 その後会場を蔵王温泉に移し、温泉に浸りながら膝を交え、盃を酌み交わし、夜を徹しての語り合いとなり大いに盛り上がった。今総会の特徴は、支部創設以来初めてとなる参加者、あるいは若い人の参加があり、先輩後輩等会員同士の交流が行われ、同窓の絆が一層深められた総会となり関係者一同喜びとしている。

 今次総会に当たり、ご来賓の先生方には遠路山形までお越しいただき、また過分なお祝いまで頂戴したことに支部一同厚くお礼申しあげます。
(文責 副支部長 杉澤)

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