第40回千葉県支部総会報告

 平成22年6月12日(土)母校の千葉ニュータウンキャンパスで,第40回総会を教育棟3Fの308室で開催しました。出席者は来賓8名,校友会50名でした。

 [1]総会に先立つ講演会は,当大学の町好雄名誉教授により「気孔を科学する」と題して行われました。概要は次のとおり。

 1.日本は明治以来西洋医学が中心だが,完治が難しい病気が多数現れ,その診断はMRIやX線,超音波エコー機器での高価医療となり,安価で早く元の健康を取り戻す古代医療を見直した代替医療との融合が必要となった。

 2.中国の気孔を科学的にアプローチした。人間の生理学的測定による方法(心電図,血流,血圧)で,測定項目は,皮膚からの発汗,血中酸素濃度,血圧,超音波エコー,心臓と指先のパルス,サーモグラフ(体温)の変化と血流の変化。

 参考:内気孔1式のやり方舌を上アゴにつけて,鼻で息を急速に吸い込み(2秒程度),口からややゆっくり吐き出す(3秒程度),息を吐き切った後に呼吸を3秒程度停止,~を繰り返す。(結果として血圧を低下させる)

 参加者は63名で,御婦人を含めて4名もの質問者があり,大盛況のうちに終了しました。

 [2]次に総会を同教室で開催しました。司会から総会の成立と規約により議長は支部長が行うとの宣言がありました。支部長から,①役員の改選(若手の登用),②本部との協調,③独自の支部便り,④三大支部長会議の活性化,⑤千住募金のお願い(これから100年のために),⑥見学会への参加要請,⑦皆様の意見を踏まえて活性化を図る(奉仕の精神で)と,挨拶がありました。

 次に司会より,田窪情報環境学部長様,櫻井理事・総務部長様,石塚校友会理事長様,稲毛事務局長様,相原大学同窓会副会長様,石闢中・高同窓会長様,斎藤事務部長様,嶋田事務課長様のご来賓の紹介がありました。

 千住キャンパスの進行状況をDVDで見た後で,加藤学園理事長様から櫻井理事・総務部長様の代読で,次のようなお祝いの言葉をいただきました。①40回支部総会おめでとうございます。②千住キャンパスの2012年4月誕生を目指し教職員一同頑張っています。③千葉県支部のますますのご発展を祈念いたしております。

 また,石塚理事長様から,①これからの100年に向け校友の皆様に卒業生の就活のお手伝いのお願い,②新しい公益法人として一般社団として定款の変更が必要,③工学情報の有り方,④千住キャンパスの募金の依頼,⑤皆様のお役に立つ校友会を目指す,とのお祝いの言葉をいただきました。

 引き続き議事に入り,平成21年度事業報告,決算報告,平成22年度事業計画,予算案と役員改選案の審議を行い,いずれも原案どおり承認されました。

 総会の終わりに石塚理事長様と花井新支部長より前支部長の松本宏様へ感謝状と記念品を授与し,労をねぎらいました。

 総会後,教育棟外階段で記念写真を撮りました。

 [3]その後に懇親会場の2F学生食堂へ移動しました。初めに花井新支部長の挨拶があり,田窪学部長様の乾杯の音頭で懇親会が始まり,会場には沢山の飲,食物が用意され,話も弾み,和やかにも賑やかな一時を過ごし,中締めは石闢中・高同窓会長様の3本じめで終了となりました。

校友会事務局,千葉キャンパス事務部の皆様には大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。
(監事 鈴木 記)

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