松本 隆治 様
2007年1月25日、同窓会幹事会に、第13代同窓会長 松本様をお招きし、お話を伺いました。
松本 隆治 様
(マツモトタカハル)
第13代会長 S58年4月~S60年4月
東京都中央区ご在住
1958年 東京電機大学工学部第一部電気通信工学科卒業
1958年 日本教育テレビ(現 テレビ朝日)に入社。テレビ開局1年前の時期で、以後 映像界の技術部門に従事。
1983年~1985年 東京電機大学同窓会 会長
1998年 退職後、帝京平成大学・講師として、映像論、映像制作論等のTV制作技術6コマを受け持ち、教育にあたる
<大学同窓会の思い出> 2006年11月投稿記事より引用
就任当時に、先輩同窓会長諸兄より上部組織である校友会で発言力を増す様にとの伝達が有り、時代の流れとして受け止めました。その為には足元を固める第一歩として会勢拡張に他ならないと熟慮し、故前田明志教授・父上からの意志を継ぐ現加藤康太郎理事長・2代前の会長川上茂現評議員議長と相談し智恵を授かり実行にかかりました。
勿論、副会長当時より相談相手を引き受けて頂いた、小谷誠元学長・里美忠篤元理工学部長・本間和明元学長補佐・故賀張雅弘氏の協力は言うまでも有りません。先ず組織は出来ていた地方での同窓会を大学当局の父兄懇談会とタイアッブして開催し多くの収穫を得ました。
夏休み期間中に理工学部のスクールバスを利用して神田本部校合前より鳩山校舎へと運行し理工学部にて大学同窓会幹事会及び懇親会を開催しました、後に当時の中野学長が名付けた「鳩同会」が現在も毎年開かれて居ます。
当時の校友会理事長故高橋勘次郎先輩に校友会の運営に当たり大学同窓会が主導権を持ちたい旨を率直に進言打診し、そうあるべきとの言葉を頂戴し力強く思いました。
また、時を同じくして開催された筑波万博に理工学書として陳列された書籍のリストから選択し本学に必要な書物を選び万博終了後破格の値段で大学同窓会で購入し大学図書館の蔵書とした。書物の選別に当たっては町好雄教授・金田輝男教授の協力を得たと記億しています。
その他、先輩会長諸兄が行ってきた、年中行事を滞りなく開催するのに精一杯でした。特に当時文部省からの就職試験解禁の時期が遅かった時代の為、先駆けて行う大学同窓会主催で在校生対象の「就織懇談会」は年々盛大にせざるを得ませんでしたし盛況のうちに毎回終わりました。
各行事を通して多くの同窓生及び大学当局の協力が有ってこそ成し遂げた事であります。皆々様にこの場を借りて御礼申し上げます。
日本教育テレビ(現 テレビ朝日)にご就職後、63歳まで勤務。まさに日本テレビ映像界の黎明期から創設期、拡張期を技術陣として邁進されてこられました。ご定年後もその技術力を後輩の指導にと、帝京平成大学で教鞭をとられています。現在72歳とのことでございますが今後、朝日カルチャーセンタでの講師もご予定とのことです。当日は懇親会にも参加いただきユーモアに富んだ会話を十分拝聴させていただきました。まだまだご活躍の折、健康には十分ご配慮の上、これからも学園・同窓会へのご指導ご鞭撻よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。