福島県支部 第7回総会報告
平成22年10月9日(土),会津若松市東山町の東山パークホテル新風月において,福島県支部第7回総会を開催しました。
総会は井上支部長のあいさつに続き,学園等から来賓としてご出席いただきました小谷誠学園理事より北千住新キャンパスの創設事業の進捗状況等ならびに学園理事長のご祝辞の代読,阿部陽一校友会常務理事より会員の現況,支部活動の課題及び会員への諸情報の提供等,相原浩一大学同窓会副会長より活動状況および同窓会60周年記念式典の計画等,稲毛通男校友会事務局長より木村隆一画伯の個展および新キャンパスの現況等の報告について,それぞれの立場から紹介等を含めて挨拶がありました。
続いて,逝去された会員に対し全員で黙祷を捧げた後に議事に入り,支部活動報告,会計ならびに監査報告,役員改選,次回の開催地等について順次審議し,原案どおりに承認されました。役員改選では,福島県支部の発足当時から支部長を務めてまいりました井上精三氏の代わりに,網田雄治新支部長が誕生しました。
引き続いて行われました講演会は,講師に本県教育界で長らく教鞭を執られ,退職後も児童生徒の社会的自立をめざす活動を行っております水戸昇先生をお迎えし「生きる力を育てる」という演題で講演をいただきました。子育ての際に,両親や周囲の大人が普段から心掛け気を付けなければならない基本的なことを平易に順序だててお話をいただきました。また,講演の中で樋山友香さんが「何度転んでも」という題で,登校できない苦しみの中で水戸先生からの魂への働きかけによって,悩みながらも一歩踏み出す気持ちが持てたことを,小学6年生とは思えない落ち着いた態度で発表してくださいました。悩みから立ち直った本人自身の言葉であるゆえ,深い感銘をおぼえました。
総会終了後,休憩時間をはさんで懇親会に移り,昭和16年卒の大河内信男氏を筆頭に参加者18名が年齢差を忘れ,美味しい地酒を学生時代の思い出を肴に酌み交わし,和やかな雰囲気の中で同窓の絆を深めました。また,懇親会の席上,電大校友会の配慮により,井上精三前支部長の長きに亘る支部活動の活性化に情熱を傾けました労力に敬意を表し感謝状と記念品を差し上げて祝いました。
翌日,次回の開催地である相双地区での再会を期すとともに,会津地区での開催に懇親的な努力をくださいました会津方部の役員の方々に感謝しつつ家路につきました。
結びになりましたが,支部総会等を開催するに際し大学校友会等から心温まるご支援をいただきましたことに対しまして厚くお礼申しあげます。
(田仲記)