平成22年度長野県支部総会報告

平成22年11月20日(土),長野県大町市の大町温泉郷「黒部観光ホテル」において,開催いたしました。

開催に先立ち,今回は長野県支部総会に合わせて「甲信越・北陸地区連絡協議会」が同時開催され,甲信越地区から新潟電機会会長の長谷川康之様,新潟県央電機会会長の富美男様,山梨県支部長の馬場聖彦様,北陸地区から福井県支部長代理の伊東博之様,富山県支部長の藤村雅裕様の皆様が遠路大町まで御越しくださり,校友会稲毛事務局長の司会進行のもと,各支部での活動状況や今後の連絡協議会の有り方など,活発な意見交換がなされ大変有意義な会議でした。

総会では校友会より石塚昌昭理事長,稲毛通男事務局長,学園側より小谷誠理事,同窓会より小林幸宏会長,富田英雄理工学部教授と連絡協議会に参加されました各県支部長の出席のもと,高橋支部長の司会進行により開会いたしました。

まず,御来賓の小谷誠元学長より,加藤康太郎学園理事長の祝辞をいただき,学園の近況報告として東京千住キャンパスの現状などお話しをいただきました。

また,石塚校友会理事長からは校友活動について,小林同窓会長からは大学同窓会の活動状況などそれぞれお話しをいただきました。

議事に入り,支部長より長野県支部活動の報告と活動に伴う課題や問題点など提示され,同席してくださいました甲信越・北陸地区の各支部長よりそれぞれの支部での活動内容をお話しいただきました。

総会参加者の増加という課題をどの県でも同じ悩みとして抱えていることを改めて認識させられました。

今後の活動としては,名簿の整理や参加者はじめ校友の皆様に身近な卒業生へ声をかけていただくという地道な活動を重ねていくことで認識を一致いたしました。

総会後に特別講演として,理工学部教授の富田英雄先生により「接着剤で壁登りをまじめに考える」と題した講演をしていただきました。

講演内容は,さしずめ「スパイダーマン」を思わせる,大変面白くかつユニークなアイデアである技術を応用した研究であり,学内ベンチャーとして取り組んできた苦労の一端を感じさせられるお話しでした。

講演後の懇親会では,松茸ごはんをはじめとする信州料理に舌鼓を打ちながら,和気あいあいとした歓談で時間の過ぎるのも忘れ有意義な親睦を深めることができました。当日と翌日は好天にも恵まれ,会場の目と鼻の先には,初冬を迎えた雄大なる北アルプスの山々を望むことができ,参加されました24名の皆様には信州長野県の姿を満喫されたと思います。

最後に御来賓の方々には遠路御越しいただいたうえに,過分な御祝いを頂戴し支部一同厚く御礼申し上げます。
(長野県支部長高橋記)

Copyright(c) 2012 東京電機大学同窓会 All Rights Reserved.