千葉県支部 電力中央研究所我孫子運営センター見学記

平成23年2月25日(金),電力中央研究所の見学会である。朝からすこぶる良い天気。11時50分過ぎに我孫子駅に着くと,田中さんたちが山岳部のメンバーと共に待っていた。まだ参加者が集合する時間には早い。松本支部長代行が合流したので,懇親会場の「はな膳」で打ち合わせ。そろそろ13時10分,参加者が集まってくるだろうからと,北口駅前のロータリーへ。39名の参加者全員がそろったのは予定の時間を少しオーバーした14時7分。ほっとした時間だ。研究所のバスも5分ほど遅れ,到着。バスは,我が見学会参加者と電研通勤の方で定員ぎりぎり。6号線を少し走ると,もう,電研北門。

北口バス停前には,広報スタッフの広瀬さんたちが待っていた。早速2階の会議室へ。そこで,すかさず松本支部長代行が記念品を渡し,電研側にマイクを渡す。広瀬さんから注意事項と歓迎挨拶。

ここ電研は,電力の鬼と言われた松永安左エ門が設立した一つ。沖縄電力を含めて全国10電力が出資して,維持管理している。研究テーマも電力と関係ないバイオや植物育成など多岐にわたっている。東日本大震災で,大きな問題になっている「原子力」やガスなどの天然資源を使った発電以外に,電研は電気とも関係のない研究までも実施しているのかと驚いた。

研究は100年スパンと10年スパンとの事。凄い事だね。私たちがもう存在しない未来の事まで研究しているなんて。何でも,IPCCがノーベル賞を受賞できたのも,ここ電研の研究が貢献しているそうだ。

電大卒業生たちよ,ノーベル賞を取りたければ,電研職員になるのが近道だ。職員数も我孫子だけで230名だそうだ。研究も地球工学・環境科学と運営センターからなっているそうだ。

早速説明のビデオを見,地球温暖化の10年後100年後を見る。シュミレーションは怖い結果を出している。ビデオとセンターの説明が終わると,現場見学,2班編成で実施。

帰りも予定どおり電研バスで16時30分に出発し,我孫子駅北口に16時40分到着。ここでお帰りになる参加者もいるので,松本代行から,参加者へお礼と支部総会への案内があった。

さあ,田中さんの名司会で進行する懇親会。すぐそばのはな膳2階に39名の中から35名が参加。松本支部長代行の挨拶後,このたび叙勲を受けた杉沢さんの受勲紹介があり,そのまま懇親会の乾杯と続き,宴はスタートした。今回は支部始まって以来の大勢の参加で,39名を迎える事ができ,こんなに盛大に開催できたのは大変嬉しい誤算であった。皆さんのご意見も内容が濃い。次回はもっと集めろという注文まで付いた懇親会も,喜多村先輩の中締めでお開きとなった。

役員の皆様お疲れ様でした。また,ありがとうございました。
(安藤記)

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